ニュージャージー州の車のライセンス・プレートには"Garden state"と記されていますがどうしてでしょうか。 ニュージャージーは特に有名なガーデンがあるわけでもありませんし、庭仕事が州民の間で人気の余暇の過ごし方というわけでもありません。 なぜ"Garden state"なのかはっきり言って全く不明です。そこでちょちょいと調べてみました。

州の説明ですが、1926年に出版された本によると1876年のフィラデルフィア100周年記念展覧会「ニュージャージーの日」イベントでAbraham Browningという人が次のように言ったのがきっかけであると説明しています。 彼はスピーチの中で「我々の州はペンシルベニア人が片方から、ニューヨーカーがもう一方の口から物を持っていく、両端が空いた美味い食い物がいっぱい詰まった巨大な樽のような物だ。」と宣ったそうで、その時にニュージャージーの事を"Garden state"と呼んだそうです。 ルーズベルトも同様な例えをしたと伝えられており、そちらが本来の命名者だという人もいるそうです。

さて、という説明が州のサイトではされているのですが、わかりますか?口の開いた樽なんだそうですが、これが何故に"Garden state"と繋がるのか?さっぱりわかりません。

州のサイトの後半は何故プレートに記載される事になったかの説明です。1954年にライセンス・プレートに"Garden state"を記載するという法律が州法として可決されました。 当時の知事のRobert Meynerは「ニュージャージーを"Garden state"であると規定する公式書類はない」と言い、また「私は一般の州民が、農業のための造園作業(開墾?)がその他のどんな産業や職業よりもこの州を特徴付ける物だと考えているとは思えない」と言いその法案に対して拒否権を行使したそうです。 残念ながら、なのか、幸運な事になのか測りかねるところですが、議会はその拒否権を拒否してそれ以来、ニュージャージー州の車のライセンス・プレートには"Garden state"と記されているのだそうです。 あのプレートの真ん中のちっちゃいちっちゃいニュージャージーの「点」も、気がつくまでは変な形をした「なんだろう」ですし、ちょっとなんだかなーというところではあります。 まあ、州のサイトの中の左側のメニューの中の"Garden state"をクリックすると、かなり強引にニュージャージーが農業州であると強調していますが、全米の人の、また、ニュージャージアンの認識と合致しているかは怪しいところです。 さらに突っ込むなら、"Garden state"ではなく"Farm state"ではないかという事になります。Meyner知事はその点を「農場」ではなく「農業用の造園作業」とはっきりと突っ込んでいるので英語の解釈の問題ではないと思われます。

という事ですが、わかりましたか?私はさっぱりです。州の公式発表ですからこんな物でしょう。それにしても、樽の例えの逸話から"Garden state"へのつながりが見事にありません。 誰かこのミッシング・リングを知っている人がいたら是非教えてください。結局調べてみたけど全く不明のままでした。もし何か新事実が判明したら更新します。

Link : ニュージャージー州公式の説明

 

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